7月2日・3日、理工系日本語科学生62名が、三木義男氏による『日本企業の改革活動』についての講義を受け、その後、サンアクアTOTOを見学しました。
講義で三木氏は「ゆでガエル」の理論をお話されました。周りの変化にしっかり対応すること、また、過去の延長に未来はなく、過去の経験を活かしながらも、現在から未来に向けて改善を重ねることが大切だということを学びました。
見学先のサンアクアTOTOは、TOTOの水栓金具や給排水器具などの組み立てを行っている会社です。障がいを持つ従業員も一緒に仕事をしており、工場内は部品の置き方、作業がしやすい作業台作り等、いろいろな工夫がなされていました。また、工場内では、日本で生まれた業務管理の5S「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」が徹底して実践されていました。1人1人が元気よく、積極的に仕事に取り組む姿を見て、学生たちも刺激を受けた様子でした。